今の仕事を辞めて他の仕事に転職する。
ブラック企業からの脱却、イヤな上司から早く離れたい、業界への先行きの不安・・・。
まー色々ありますよね。。
若いときはあまり考えずに転職できたけど、40代、しかも家族もいたらちょっと躊躇してしまいますよね。
わかります。
僕は42歳のとき異業種転職しました。
ただかなり苦戦しました。
40代男性。無職。家族持ち・・・。
家族の大黒柱が仕事がないのはツラすぎでした。。。
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10年前は仕事は順調だったが・・・
アパレル関連の小売業界。
10年前はめっちゃ売れてました。
新作を告知するとたくさんのお客様が来店。
セールをすれば在庫品もはけていく。
もちろん楽ではなかったけど、一定の努力をすれば結果になって返ってくる。
確かなやりがいと楽しさを感じていて充実感を感じていた・・・。
ところが、、、
時代は大きく変わる。
ネットショッピングの台頭で、ご来店されるお客さんは試着だけをしてネットショッピングで購入する。
店頭販売が正義だ！とオンライン事業は手つかずだった。
売上は徐々に下がっていく。
関係性が大切だ！と叫んでみても品ぞろえや値段ではネットには勝てない。
そして人口減少もあり将来への売上見込みへの不安はより一層大きなものになる・・・。
更に年齢を重ねることによって起きる弊害、センスの鈍り、アグレッシブさの減少、常に新しいものを提案し続けることへの不安、フットワークもだんだん遅くなる・・・。
色々な不安を感じて小売業界に見切りをつけたのが42歳のとき。
異業種へ転職しよう。とそのときは軽い気持ちでいたんだけど・・・。
42代男性。無職。さて、どうする？
転職活動は軽い気持ちでいた。
20代でも30代でも転職をしてきたから、
給与面で良さそう、そして今後絶対伸びていくよねと思い、安易な気持ちでIT関連の転職を試みる。
と・こ・ろ・が・・・
書類選考で何社も落とされる日々。
今までこんなにも書類選考で落とされたことはなかったからショックが大きかった。
やっと面接、そして筆記テストへ臨んだ企業からも落とされた・・・。
40代で無職。子供もいてちょっとずつ焦りだす。
日雇いバイトをしながら転職活動をする日々。
日雇いの人をたくさん乗せたバスに揺られて倉庫でトラックへの積み込みをしたり、またある日は工事現場で重たい資材をただただ運んでいた。日当は9000円ほど。これで食いつないでいたが、かなりひもじい。
情けない。
40代の異業種転職はめちゃくちゃ難しい。
20代や30代のときにも転職したけど、まー、そのときは比較的簡単に転職できた。
若いときの異業種転職は企業側からみれば、若さに期待、伸びしろしかない、いまから育てていっても採算がとれる。
ところが40代に期待することは今までの実績だったり経験値だったり。そもそも40代は異業種転職に向かない。
企業側からみたら40代の新人は要らないわけです。
実際の数字を見てもわかるけど、40代の転職成功者の割合はとっても低い・・・。
引用：2019年上半期の転職成功者の平均年齢は31.7歳「転職成功者の年齢調査」
嫁さんのひとこと『介護の仕事はどう？』
そんなときだ。
「介護の仕事はどう？」と嫁さんが勧めてきた。
あまり興味はなかったが、とりあえず介護転職サイトへ登録、あとは直接に介護施設へ応募もしてみた。
すると他の業界での転職活動はかなり難航していたのに転職エージェントからは何社かピックアップして受けてみてはどうですか？と言われ、直接に応募した介護施設からは早速面接に来てください。と書類選考もなしで言われたりとトントン拍子に話が進みました。
正直、介護業界へはあまりいい印象がなかったんです。
でも実際に施設へ行ってみると、明るい雰囲気で働いている人たちもなんかキラキラしていて。
筆記試験も面接もすんなり受かりました。
まだまだ道の途中・・・。
ぶっちゃけ、大変なこともあるけど楽しんでやってます。
40代で異業種転職を考えている方は介護転職もありかもしれませんよ。
介護転職のメリット、デメリットはこの記事を読んでみてね。
↓
●40代現役介護士が介護職転職をして感じたメリットとデメリット。
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