それは教えてくれる人によってやり方が違うんです。
〇〇先輩のやり方でしていると△△先輩にはやり方が違うと言われ、△△先輩のやり方でしていると〇〇先輩にはそれは違うよ。と注意を受けます。
とっても混乱しています。どうしたらいいのでしょうか?
悩んでる人
42歳で無資格・未経験で飛び込んだ介護業界。現在、有料老人ホームで働いています。
その気持ちめっちゃよくわかります。なんせ、僕も最初の頃、色々な先輩にやり方を教えてもらいましたけどやり方がみんな違っていたから。
しかも〇〇先輩のやり方でやっていたら△△先輩には怒られました。
えーー!もうどうしたらいいんだよってww
まーほんとに最初は大変でしたがなんとかかんとか乗り越えて丸2年が経ちました。
今日は『教えてくれる先輩たちが、やり方が違っても混乱せず乗り越える方法』を、実際に乗り越えてきた介護職歴2年のちょっとだけ先輩の僕がご紹介します。
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教えてくれる先輩たちのやり方が違っても混乱せず乗り越える方法
僕も無資格・未経験でしたが介護職丸2年となりました。
教えてくれる先輩たちのやり方が違って最初は混乱しましたがなんとか乗り越えてきました。
そのときは大変だったけど今となれば以下の方法で乗りきればいいんじゃないかなって思います。
- 今は色々なやり方を教えてもらっていると理解する
- 普段から先輩たちとコミュニケーションを密にする
- 資格をとって知識と技術を学ぶ
ではひとつずつ見ていきましょう。
今は色々なやり方を教えてもらっていると理解する
介護する側も介護される側も『人』です。
なので基本はありますが細かなやり方が違うのは当然と言えば当然なんです。
まずはこのように思うとめちゃくちゃ気がラクになります。
今は色々なやり方を教えてもらっている段階、、、と思うと考え方も変わってきます。
あーなるほど、こういうやり方もあるけど、そういったやり方もあるのね。と。
アプローチの仕方は違えど目標とする頂上は一緒です。
僕の場合は尊敬する先輩のやり方を徹底的にマネしました。それをひとつの柱として派生して色々と体得していくって感じです。
さらに介護職新人時代は色々な先輩からやり方を教えてもらえるまたとないチャンスです。1年、もしくは半年?も過ぎればある程度は1人前として認識されますのでなかなか教えてもらえることはありません。
だからこそ感謝しながら色々な人のやり方を見て実際にやってみて、自分の中でやりやすいものを選んでいけばOKです。
そのためには少しの時間が必要です。
丸2年も経つと先輩から教えてもらえることは少なくなってきます。自分で聞きたいことを整理してやり方を教えてもらっていいでしょうか?と聞きに行ったり自分で調べたりしないといけないようになりますから・・
今は大変だと思いますががんばりましょう。
ちなみにうちのホームでは以前はこのようにたくさんの先輩たちが新人研修を行っていましたが、現在は新人の混乱をさけるため一人の教育係を中心に新人研修をするようにシステムが少し変わりました。
普段から先輩たちとコミュニケーションを密にする
やり方が違う!ってだけで注意されたり怒られたりするのは指導する先輩にとっても始動される新人さんにとってもよくないんですよね。
職場の空気もギクシャクしちゃうし。
人間って『知らない』って感情と『嫌い』って感情は近い場所にあるそうです。新参者がたたかれやすいのはコレ。
まだ出会ってから付き合いの少ない新人さんと先輩たちの関係を良好にすれば優しく教えてくれる。。。
そのためには以下の心理学を利用しましょう♪
単純接触効果(たんじゅんせっしょくこうか、英: mere exposure effect)は、(閾下であっても)繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果。1968年、アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが論文 Zajonc (1968) にまとめ、知られるようになった。
ザイアンスの単純接触効果、ザイアンスの法則とも呼ばれる。対人関係については熟知性の原則と呼ばれる。
これによって普通に怒られるよりも、「もうほんとにバカだね。。これはこうやって、こうして、、、」と親しみをこめてもらいながら注意を受けたりすることができたのかもしれません。
詳しくはこの記事をどうぞ。
資格をとって知識と技術を学ぶ
教えてくれる先輩たちのやり方が違っても混乱せず乗り越えるには自分にある程度の知識と技術を手に入れることです。
未経験、無資格でまったくの知識や技術がないとよくも悪くも先輩たちのやり方を鵜呑みにしてしまいます。
自分の中で1本の芯があれば色々なやり方を教えてもらっても
〇〇先輩はこういった理由でこのやり方をしてるんだな。
△△先輩はこっちの考え方でこっちのやり方をしているんだ。
なるほどーー。とかみ砕くことが出来て理解するのことができます。
僕の場合は無資格、未経験で先輩方のやり方を聞いて教えてもらっていたので混乱し大変でしたが、入社してから1年後に取った介護業界の入門的資格『介護職員初任者研修』をとってからは色々なことの理解がうまくすすんだように感じます。
実際の現場で教えてもらっていたことはこういうことだったのかーと頭の中でつながる感覚っていうかね。
なので最低限の知識と技術を得るために是非、介護職員初任者研修をまずはとっておきましょう!
働きながら無料で初任者研修を取得する方法もあります。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
教えてくれる先輩たちのやり方が違っても混乱せず乗り越える方法 まとめ
僕も新人介護職のときはめちゃくちゃ悩みました。でもちょっとの意識と時間がやがては解決してくれます。
- 今は色々なやり方を教えてもらっていると理解する
- 普段から先輩たちとコミュニケーションを密にする
- 資格をとって知識と技術を学ぶ
最初は大変なことも多いと思いますが大丈夫です。
僕も要領がわるく覚えも悪くたくさん怒られてきましたが、今ではちょっとだけw 頼られることも増えてきました。
お互い頑張りましょう。
今の日本は超高齢社会。
そして迫りくる2025年問題。団塊の世代が後期高齢者となり、介護職員は38万人不足する。と言われています。
介護業界はこれから熱い業界。成長産業です。
介護専門の転職求人サイトが色々とあります。僕も登録して色々とお世話になりました。
介護業界に興味のある方はまずは情報集めをしてみてくださいね。
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