42歳で無資格・未経験で飛び込んだ介護業界。現在、有料老人ホームで働いています。知らないことが本当に多く日々奮闘中です。
くらーーーー、目の前が真っ暗に。頭ガンガン痛い。あれれ、ヤバいーー。倒れそうーーー!!
これは、とある夏の日。気温35度。入浴介助をしていたときの出来事です。
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真夏の入浴介助は危険と隣り合わせ
自分の全身をみたら
Tシャツはびっしょり。
メガネはくもっていて。
マスクは濡れていて息ができず。
こんな経験をしました。
はい、たぶん熱中症です。
僕の施設では入浴介助は2人で一日20人ほどです。時間にするとだいたい5~6時間ほど。
入浴介助中はほんまミストサウナです。
高齢者は寒がりなので、エアコンの温度は高めに設定。利用者によっては真夏でも暖房をつけます・・
ミスト状態で髪を洗ったり体を洗ったり、浴室まで歩行介助したりするのはとっても大変。
入浴介助中の事故は起こったらほんま大変。大事故につながります。利用者の体調管理もしっかりと見ながらケアにあたります。細心の注意が常に必要です。
先日も入浴介助中の介護士がめまいや吐き気を訴え、熱中症で救急搬送されたというニュースがありました。
そう。ほんとに真夏の入浴介助は危険ととなりあわせです。
入浴介助、熱中症への対策
入浴介助の時の熱中症対策は、シンプル。
ついつい自分のことは後回しにしがちですけど、自分が元気じゃないと他の人は守れないですからね。
水分・塩分をこまめに補給
先日、倒れそうになったのは忙しくって水分も塩分も全然とってなかったときです。
喉が渇く前に早め早めの水分補給が大切です。
塩分がないと水分はうまく体に吸収されないようなので、塩分もしっかりとることを忘れずに。
しっかりと寝る
寝不足で体が疲れていると体調を崩しやすいです。夜勤もあったりすると睡眠リズムは乱れがちです。
人間ってどうやら寝だめはできないようです。休みの日もしっかり起きて、体内リズムを崩さないようにするのが大切です。
日頃から運動をする
介護職は体力勝負な部分があります。日頃から散歩したり運動したりして体を動かしておきましょ。
日頃から運動することによって、汗腺も鍛えられていい汗がでやすくなります。汗をしっかりかけると体に余計な熱がたまるのを防いでくれて熱中症に強い体になります。
日頃から湯船につかって汗をかくのもいいですね。それも体のためになります♪
入浴介助は自分の健康管理も重要
利用者の健康を守るのはもちろんのこと、自分の健康管理もしっかりとやることがほんと大切です。
うちの施設もそうですが、人員的にはほんとギリギリ。一人が体調不良なんかでお休みするとその日の業務は一人一人に大きな負担がかかります。
入浴介助は、介護業務の中でも重労働のタスクのひとつです。
正直、大変なことも多いですが、入浴が終わった利用者さんから「ありがとう。気持ち良かったよ。」と笑顔で言われたりしたらやっぱり嬉しいし元気になります。
その方たちへのケアをしっかりするために、まずは自分の健康管理からね♪
日々の自分の体を作っていく食事も大切ですね。
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介護のお仕事は・・・
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
丈夫な体を持ってないと利用者さんは守れませんよね。
昔の詩人さんもそう言ってます。
決して怒らずいつも静かに笑ってる。
僕はまだまだ修業中の身で業務中はバタバタで、「 イツモシヅカニワラッテヰル 」からは遠いですが、いつも静かに笑えるよう精進していますーー!
一緒にガンバりましょう♪
今の日本は超高齢社会。
そして迫りくる2025年問題。団塊の世代が後期高齢者となり、介護職員は38万人不足する。と言われています。
介護業界はこれから熱い業界。成長産業です。
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