悩んでる人
42歳で無資格・未経験で飛び込んだ介護業界。現在、有料老人ホームで働いています。
老人ホームは共同生活の場なのである程度のスケジュールが決まっています。
とはいえだいたいの目安なのでレクレーションには必ず参加しないといけないとか、朝寝坊すると朝食が食べられない。なんてことはありません。
その日の気分や体調なんかもありますしね。
では今日はうちの有料老人ホームのだいたいの一日の流れを紹介いたしますね♪
まずは無料相談から
▶カンタン1分!無料転職サポート登録。
▶専任アドバイザーがサポート。
▶施設内の人間関係や評判など自分だけじゃ手に入らない情報もゲット。
とある有料老人ホームの一日の流れ
うちの老人ホームでは利用者さんの一日の流れはこんな感じです
8:00 朝食
9:30 入浴
10:30 体操
12:00 昼食
13:00 レクレーション
15:00 おやつ
18:00 夕食
21:00 就寝
スタッフは2交代制で日勤(早番、日勤、遅番)と夜勤です。
利用者さんのADLや介護度などによって介護職員の仕事の内容も変わってきます。
さぁーでは時間ごとに詳しくみていきましょう。
Table of Contents
6:00 起床
朝の6時ごろ起床される方が多いです。
利用者によっては着替えやトイレ介助などをします。うちのホームではこの時間は夜勤者のみなので、少ない人数で起床介助にまわります。
昨晩からホームに来ていて退勤間際の夜勤者にとっては体力的にも精神的にも大変な時間帯となります。
8:00 朝食
早番と夜勤スタッフとで朝食の準備にとりかかります。
食堂への移動介助、お声かけ、配膳、食事介助、下膳、服薬介助など。
朝の服薬は薬自体の数や量も多かったり大切な薬を飲む方が多いので落ち着いて慎重にすることが大切です。
朝食後はトイレ介助や口腔ケア、臥床介助などにまわります。
9:30 入浴
体温、血圧、脈拍、SPO2などのバイタルを測定して規定値内であれば入浴して頂きます。
うちのホームでは多くの方が修2回の入浴となります。毎日ではありません。
だからこそ入浴は楽しんで頂きたいんですが、お誘いしても入浴拒否などがあったりで苦戦したりする毎日ですw
家庭の風呂と違って色々な種類の浴室があります。利用者の介護度などによって、大浴場、個浴、リフト浴、機械浴などで入浴されます。
入浴後は汗をかきますのでしっかりと水分補給を。
10:30 体操
自分のできる範囲でラジオ体操など簡単な体操をする時間です。
日によっては理学療法士などの専門的な体操をする日もあります。
12:00 昼食
ホームの食事は利用者さんの体の状態(嚥下状態、持病など)に合わせてひとりひとり違う食事が提供されます。
減塩、糖質控えめ、刻み食、ミキサー食など細かく分けてあります。
だからこそ間違えがないように提供しないといけません。
13:00 レクレーション
歌を歌ったりやクイズ、風船バレー、脳トレ、リズム遊びなどのレクレーションの時間です。
刺激や運動量の少ない利用者さんにとって、頭を使ったり声を出したり体を動かすことはとっても大切なことです。
懐かしい歌を歌うと昔のことを思い出して泣いておられる方も多いです。
レクレーションは自由参加で部屋でゆっくりと過ごしたり日によって参加したりしなかったりとゆるい感じです。
15:00 おやつ
おやつの時間は利用者さんが好きな時間の一つです。
利用者さん同士で会話を楽しんだり、スタッフとお話したりと和気あいあいとしています。
おやつの時間も利用者さんによってはベッドから起きて頂く離床介助、移動介助、トイレ介助、食事介助、再びベッドに横になって頂く臥床介助などが必要な方もいらっしゃいます。
18:00 夕食
このくらいの時間になると遅番と夜勤スタッフで切り盛りします。
利用者さんによっては離床介助、トイレ介助、移動介助を行い夕食スタート。
食事介助や服薬介助を経て下膳。
そのあとはナイトケアとよばれる就寝のためのお手伝い(トイレ介助、パジャマへの着替え、歯みがき、臥床)などをします。
21:00 就寝
夜間は夜勤スタッフが巡視、ナースコール対応、体位変換、排泄介助などをしながら夜の安全を守ります。
老人ホームではイベントや理美容、医師の往診なども
上記のようなスケジュールの他にイベントがあったり訪問理美容があったり医師の往診があったりする日もあります。
だいたい同じようなスケジュールの利用者さんにとって「いつもと違う」ということは刺激になるようです。
訪問理美容がくるときはみんなちょっとソワソワしています。髪の毛を切って見た目もステキになりますが笑顔も多くみられるようになったりします。
職員たちが企画して準備しイベントもとっても盛り上がります。盛り上がりすぎてはしゃぐ利用者さんも多いので転んでケガしないようにしっかり見守りしながら楽しんだりします。
介護職員の一日
介護のお仕事は老人ホームなどの施設などでご高齢者の生活を支えることです。
なんでもかんでも援助するわけではなく利用者さんができることは自分でやってもらう、できないところだけを援助する『自立支援』が大切です。
できることまでやってしまうと利用者さんのできることまで奪ってしまうことがあるからです。
食事介助、排泄介助、入浴介助などの身体介助だけでなく、掃除や洗濯などの生活援助、レクレーションの実施など多岐にわたります。
24時間、日曜祝日も関係なく稼働している老人ホームは、朝も夜もみんなで交代しながら必ず利用者さんをお世話しています。
そこには特別な変化や刺激を求めるというよりは平穏で安全で安心した生活が求められています。
介護職は利用者さんと一番接する時間が長い職種です。
だいたい同じような日々を送るからこそ「あれ?なんか今日は様子が違うな。」などのちょっとした異変などに気づくことが多いのも介護職だったりします。
そういったときは看護師に相談するなど多職種連携をとってケアにあたることが大切です。
ちょっとした異変が重大な病気の早期発見につながることもあるからです。
老人ホームの一日の流れ まとめ
今日は老人ホームのおおまかな一日の流れをご紹介しました。
一日の流れの中で介護職員は利用者さんの介護度なんかによってケアの仕方も変わってきます。
決死で派手ではなくむしろ地味でコツコツとこなすようなお仕事が多いですが、そういった積み重ねが介護職では大切になってきます。
利用者さんが日々の生活を穏やかに過ごしていただくためには、こういった介護職のガンバリが反映されているわけです。
利用者さんに「ありがとう」と言われたり感謝されることも多いです。
なんかとっても温かく穏やかな気持ちになれるのが介護のお仕事です。
最初は大変なことも多いですが時間が解決してくれるハズです。
さぁガンバリましょう。
そんな毎日を送っている介護業界はこれから熱い業界。成長産業です。
日本は超高齢社会に突入。
そして迫りくる2025年問題。団塊の世代が後期高齢者となり、介護職員は38万人不足する。と言われています。
介護業界は空前の売り手市場、まさに転職するなら今がチャンス!
介護のお仕事に興味がある方はまず第一歩として情報収集を。
情報収集の手段として介護転職サイトに無料登録するのも一つの方法です。
まずは無料相談から
▶カンタン1分!無料転職サポート登録。
▶専任アドバイザーがサポート。
▶施設内の人間関係や評判など自分だけじゃ手に入らない情報もゲット。